顎関節症は、現代病のひとつとして、最近特に多くの方に見られるようになってきました。
顎関節症は、下顎の関節頭が頭蓋骨にある関節円盤に不均等にあたることによって、関節全体に負担がかかり、
雑音や痛み、口が開かなくなるなどの症状が起こる病気です。
顎関節症は、関節の病気なので歯科の専門分野の中では、口腔外科に分類されます。
口腔外科での顎関節症の治療は、関節に電気的な刺激を与えるマイオモニターといわれる治療、歯にはめるスプリントを作る治療、
関節を手術する治療などがあります。スプリントは一般の歯科医院でも簡単に作れるので、試された方も多いと思います。
ところが、これらの治療では手術も含めて、顎関節症を完治させることは難しい場合が多いのです。